スーパーエンジニアプログラミングスクール(SEPS)は
未来で活躍するITイノベーション人材を育成しますDeveloping IT innovative persons
急速に進み出したデジタル化。DXを実現する人材が少ない中で、IT人材の育成は非常に重要です。
IT人材の不足は今後ますます拡がっていくと予想されます。
アイデアを創出し、それを実現するための技術とともに、ビジネスをマネジメント出来るITイノベーション
人材の育成が最も重要です。
このスーパーエンジニアプログラミングスクール(SEPS)は、世界をリードしているアメリカ・シリコンバレーのスーパーエンジニアから、オンラインで直接プログラミングを学ぶと共に、山形大学のデータサイエンス
高次プログラムを取り入れることで、より実践的に最先端の技術を習得するスクールです。
グローバルな視点から最新技術に触れ、課題解決に挑戦し、成長する機会を提供いたします。
山形大学アントレプレナーシップ
教育研究センター
センター長
小野寺 忠司 教授
高校生向け ITイノベーション人材
育成プログラム
時代のニーズに応じてIT技術が進化する中、新しいものを生み出す力を秘めている若い世代に、私たちは大きな期待を持っています。世界最先端のスーパーエンジニア及び山形大学の高次教育プログラムにより、未来のITイノベーション人材の教育を提供します。
世界最先端!!
シリコンバレーで活躍する日本人の
スーパーエンジニアから
学べます
シリコンバレーで活躍するスーパーエンジニアから直接指導を受けることが出来ます。彼らがプログラム開発時に利用している言語「Arduino」「Processing」の基礎学習とともに、生徒たちのアイディアを形にする実践的な指導も行いながら、レベルアップを図ります。
山形大学「i-HOPE」プログラム(旧:EDGE-NEXTプログラム)
で実施しているアントレプレナー
シップおよび課題探究・解決に関して学ぶことができます
WEBを使ったグローバルな環境で山形大学EDGE-NEXTで培ったアントレプレナーシップ教育と大学の科学的視点から講義を提供します。
そのなかで、課題解決に向かう姿勢、技術活用の思考、解決提案の作成、事業化計画の構築などを実践的教育のもと、エンジニアリングスキルとアントレプレナーシップスキルの両方を習得することができます。
山形大学のデータサイエンス
高次教育プログラムを学べます
膨大なデータの解析や複雑なシステムのコントロールに必要な、AIやディープラーニングに関する基礎技術から最先端の技術まで学ぶことができます。また、情報を発信・収集するためのWebアプリに関する技術を学ぶことができます。
修了証書がもらえます
所定のカリキュラムを学び・所定の成績を収めた受講生に対して、修了証書を授与します。
SEPSで
夢を描き・実現する
世界最先端の技術を学ぶ
人的ネットワークの構築
と連携できる
につながる
修了証書を獲得する
スーパーエンジニアプログラミングスクール 概要
●受講対象: | 東北限定 高校生及び高等専門学校生(1~3年生まで) |
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●受講期間: | 6ヶ月(前期:4月~9月、後期:10月~3月) |
●総受講時間: | 合計17時間程度(講義:16.5時間、QA1+Presentaion1 :0.5時間) 事前に自己学習が必要です |
●受講日: | 基本土曜日(日曜日の場合もあり) ※詳細は日程表参照 |
●受講料: | 受講料は無料になりますが、学習時に使用するPC及び教材:M5StickCまたはM5StickC Plusおよびセンサー・アクチュエーター類につきましては、各自で事前の準備をお願いいたします。 |
●定員: | 各期120名 ※原則先着順です |
●受講方法: | オンライン(Zoom) |
カリキュラム・教材
- シリコンバレーのエンジニアが作成したオリジナル教材および山大の高次教育プログラム
- 講義に加えて課題の設定・解決・発表会を実施し、実践力の育成を図る
- 小型マイコンモジュールM5StickCまたはM5StickC Plusやいくつかのセンサー・アクチュエーターを各自で購入して学習
講師紹介Lecturers
代表講師
Shigeyuki Seko
山形大学客員教授
/ シリコンバレー在住:24年
元ノキア中央研究所シニアリサーチャー
現在、Gadget Labo, Inc CEO
iPhoneなどモバイルデバイス関連書籍を多数執筆。
変化の激しいシリコンバレーで現地の優秀なエンジニアと同じ条件下で何度も就職活動、採用を経験し、様々な会社で活躍。
職務経験は、ハードウェア開発、ファームウェア開発、アプリケーション開発、プロトタイピング、生産技術、工場立ち上げ等と多岐にわたる。
講師
城戸 淳二
山形大学工学部 卓越研究教授
1993年 世界初の白色有機EL素子の開発に成功
2002〜2006年 有機EL国家プロジェクトのプロジェクトリーダー
2003〜2010年 山形県産業技術推進機構・有機エレクトロニクス研究所所長
2013年 紫綬褒章を受章
高分子学会賞、米国情報ディスプレイ学会K.F.Braun賞など、多数受賞する一方で、これまで数多くのベンチャー企業を設立し、起業家としても活躍している。
講師
脇 克志
山形大学理学部 教授
山形大学理学部で、数学とデータサイエンスの関連講義を担当し、数学が社会の中でどのように役立つのかを解説しています。また、山形県内の企業や自治体と連携して、データを活用した生産性の向上に取り組んでいます。大学4年生との卒業研究では、WEBページから集めたモンテディオ山形の対戦情報と気象情報を組み合わせて、モンテディオ山形のホームでの観客数予測する研究、顔の画像と気持ちを調べるアンケート情報を組み合わせて、画像から気持ちが予測出来る可能性を調べる研究など複数のデータから新しい価値を生み出す研究に取り組んでいます。
※紹介した方以外にも複数の講師の方がいます。
参加高校からの評価担当教員からのコメントを一部ご紹介しています
~2022年度前期 東北の全高校を対象に実施した結果から~
参加生徒への変容はいかがですか?
応用編のプレゼンテーションなどを通して、試行錯誤しながら物事に取り組む力が身についたと思います。何より、プログラムをやり遂げたことで自信がついたと感じます。
受講後、別のコンテストにも参加するなど積極的になった。
学びに対して受け身の部分が多く見られた生徒であったが、受講してからは自ら積極的に学ぼうとする姿が大変多くみられるようになった。
視野を広げることができ、自分たちで課題を解決しようとする行動力を身に着けることができたと感じています。
システムエンジニアや情報処理についての興味・関心が深まりました。
生徒の達成感はいかがでしたか?
発表までできるようになって、学校での発表会でも役立ちました。
学習内容が難しい部分や発表に向けて、苦労したり困っている場面もありますが、総じて満足感は高いと感じています。生徒が逞しく成長している実感があります。
本校では同じ進路希望を持つ生徒がいなかったため、同じ志を持つ他校の生徒とコミュニケーションをとり、課題をやり遂げたことに満足していた。
上手く自分ではできないことが多かったようだが、協働で達成できたことに学びがあったようです。
具体的に目に見える効果はいかがでしたか?(大学進学、資格取得など)
2年生ということもあり、具体的な成果という面でははっきりしませんが、プログラミングについて後輩に指導することができるようになりました。
この度の参加生徒は2年生ですので、来年の進路達成のために自信と経験を付けさせていただいたと感じています。以前に受講していた生徒についてですが、大学受験(総合型選抜・学校推薦)の面接では、試験官がSEPSについて興味を持ち、内容について多く質問しているようです。
情報系への進学の希望が強くなったと思います。
関係者からのコメント
玉手 英利
山形大学 学長
山形大学では、「次世代形成」を使命の一つとして掲げ、持続可能な“幸福社会”の実現を牽引する人材の育成に力を入れています。新型コロナウイルス感染症をきっかけとして大学教育における変革も加速しています。オンラインにより海外の第一線で活躍する人材とつながり、プログラミングや起業に関する実践的な知識やスキルを学ぶ本スクールの取組は、まさにニューノーマル時代における新たな学びを象徴するものと言えるのではないでしょうか。本スクールを受講された皆さんが新たな価値や事業を創出し、次世代を担う人材として活躍されることを祈念しています。
藤田 潔
一般財団法人 三菱みらい育成財団
常務理事
山形大学のSEPSは当財団の21年度助成案件として「カテゴリー3:異能・先端発掘育成プログラム」に決定したものですが、是非高校生たちには臆することなく積極的に応募して頂き世界の動きを肌で感じて頂ければと考えております。我々としてはこの取組を通じて高校生が刺激を受けて自らの殻を破り、やがて世界に通用するスーパーエンジニアのひよこが多く生まれることを祈念しております。